パンフレットをつくろうとなったときに、
「どんなデザインがいいかな?」ということを考え始めることと思います。
「高級な感じが出るといいよね」
「神秘的な感じはどう?」
「大きい会社っぽく見えるデザインがいいんじゃない」
「カッコイイのがいいね」
・・・など、このような話が会議で繰り広げられているかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。
たいてい、「カッコイイデザイン」「良いデザイン」など、デザインに行きがちなんですが、その前に考えるべきことがあります。
それは、【パンフレットのゴール】です。
「パンフレットを作ることによって、何を成し遂げたいのか?」というゴールが明確でないと、ふわふわの状態で話が進んでしまいます。
当たり前って思いましたか?
当たり前って思った場合は、もう一度具体的に言葉にしてみてください。
ゴールが設定されているときでも、“曖昧になりがち”なんです。
使い道に関してはある程度決めているかと思いますが、その使い道が「こういう場面で渡すため」・・・で終わってしまっている場合がとても多い。
渡すことはプロセスであってゴールではないですよね?
「渡すために作る」⇒「カッコイイデザインがいいだろう」
・・・と、前提が曖昧な設定だと、パンフレットも曖昧になってしまいます。
具体的に渡すことでどうしてほしいのか?どうなってほしいのか?・・・というところまで考えていく必要があります。