もし、個別指導塾・学習塾のパンフレットを作るなら?
個別指導塾・学習塾のパンフレットを作ろうと思った時、何を掲載すればいいと思いますか?
塾の特長や指導方針、そして開講中のクラスの曜日・時間・料金、交通アクセス・・・一般的な学習塾のパンフレットではおおよそこういった内容が掲載されていますね。
でも、それだけで十分でしょうか。
いいえ、これでは大切なことが抜けています。
1. ターゲットの悩みに応える
個別指導塾や学習塾に通うかどうかを判断するのは、年齢にもよりますが親御さんであるケースが多いかと思います。
パンフレットを書く際には、誰に向けてのメッセージなのかを明確にイメージして書くと、より具体性の高い内容にすることができます。
例えば、中学受験をさせたい小学校4年生のお母様の悩みをイメージしてみましょう。
- 「ウチの子は受験勉強について行けるのか」
- 「今から勉強して受かるのか」
- 「周りに受験する子があまりいないので情報がなくて不安」
- 「学校やクラブ活動と塾との両立はできるのか」
次に、学校の勉強が難しくなってきたと感じている中学1年生の親御さんの悩みをイメージしてみましょう。
- 「学校の定期テストの成績がよくない」
- 「前はよかったけれど、最近落ちてきている」
- 「勉強しなさいと言っても全然きかない」
- 「まだ受験までは先だけど、自分で勉強する習慣を身につけさせたい」
※これらは一例です。
悩みの内容が全然違うことがお分かりいただけたと思います。
小学校~高校までとか、幅広い年齢層の子供を受け入れている学習塾もたくさんあるかと思います。
でも、パンフレットによる集客効果を期待するなら、ある程度ターゲットを絞ってその方の悩みに応えてあげることが一番です。「この塾に通えば、この悩みが解消できる!」と思っていただくことが、ターゲットに足を運んでいただける第一歩です。
2. 他と何が違うのか?
次に、他の学習塾との違いは示されているでしょうか。
個別指導の良さ/集団指導の良さを掲載しているケースは多いのですが、それだけではまだ足りません。
例えば個別指導の学習塾なら、他の個別指導の学習塾とは何が違うのかという点にまで踏み込んで書いておく必要があります。
学習塾選びは、子供の将来に直結するため親御さんも真剣そのもの。いくつもの塾と比較検討して選ぶ傾向が強いです。
そこで、比べても選ばれる独自優位性(USP)を掲載しましょう。
最近はワーキングマザーの方も増え、送迎つきの塾や宿題をみてくれるサービスなども人気のようです。また、自習室があったり、自学自習の習慣づくりのためにノートを作成したり・・・本当に多岐に渡るサービス内容があるようで、驚かされます。
3.季節感による気分を利用する
春の新学年開講募集に、夏期講習、定期テスト対策に冬期講習・・・お客様が「そろそろ塾に通わせようかしら」と思うタイミングは年に何回もあるはずです。
その波に乗れるよう、パンフレットもその時期に合わせたものを用意しておきましょう。
季節感のあるデザインと、高揚感のあるフレーズを上手く使って、塾に足を運んでもらいましょう。
学習塾の生徒募集は基本的に通年行っていますが、メリハリをつけるためにの「今、夏期講習に通えば1学期に理解が曖昧だった所を補強し、9月からの新学期に良いスタートダッシュが切れます」と今スタートするメリットを具体的に示すことが大事です。
塾のパンフレットやチラシのことなら
でもパンフレット作りって難しい・・・そう思ったら、ワードメーカーのコピーライティングも代行するパンフレット制作を利用してみませんか?
伝えたいことを伝えるって、実は結構難しいことですよね。でも、こちらの制作サービスなら電話やZoomなどを使って、パンフレットに掲載したいことを口頭でお話しいただくだけ。あとは専門のライターが原稿にします。