今回は、介護施設のパンフレット作りのポイントをまとめていきたいと思います。
介護施設のパンフレットづくりで特に気をつけたいのは、要介護者(お年寄りご本人)とそのご子息様の両方の立場になって考えることです。
施設の概要や料金など、もちろん事務的な紹介は必要なのですが、必要事項を書いただけではあまりに冷たい印象になってしまいます。
1.施設を検討するに至った気持ちを想像してみる
介護施設の入居を検討される方は、様々なケースがあると思います。例えば、今までは老夫婦だけで住んでいたけど、高齢になったりどちらかが亡くなったりして、身の回りのことを独立して行うのが困難になったり。
また、風邪をこじらせて肺炎で入院をしたり、急に脳卒中で倒れたことがきっかけになって自活できなくなる場合もあります。
子供夫婦と同居しようにも、仕事の関係で離れた土地に居たり、お嫁さんにお世話になるのも気が引ける、以前は同居もしていたけど双方がストレスになってしまい生活の維持ができなかった・・・等、様々な辛さや経緯があって施設の検討に入っている方も多いのが現状です。
2.施設に入る嫌悪感、施設に入れるという罪悪感
ご本人様としては自分の老いをまだ認められていなかったり、認知症が始まっているケースもあるでしょう。
まだ一人で暮らせるのにという思い。
施設ではなく本当は身内の人に看てほしかったという思い。
そういった不満や辛さを抱えているケースもあるでしょう。
ご家族としても、自分が見れないからという理由で介護施設に入ってもらうのはとても心苦しく、「本当は家に居たい」などと言われれば断腸の想いかと思います。
3.想いに共感すると、おのずと見えてきます
介護施設のパンフレットに何を書けばいいのだろう・・・と迷った時は、今振り返ったようなご本人とご家族の想いを考えてみてください。
「新しい家、終の棲家がここで良かった」と思っていただけるためには、施設のどんな所を紹介したらいいのだろう、と。第三の人生を歩むお手伝いをしたいという施設長の想いや、スタッフの笑顔、楽しい行事、できることは自分で、という自立を支援するサポート体制など、様々な想いを抱えている人の癒しになり、支えになる内容を掲載しましょう。
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