こんにちは、狩生です。今回は体のゆがみ・痛みのスペシャリスト「わだちグループ」様の採用パンフレットを作成させていただきました。
大事なのは“リアル”
採用パンフレットなどを作る際、キレイな言葉やカッコイイ言葉は必要ありません。
その現場で働く人の気持ち、実際に体験した人の感想…読み手が必要としているのは“リアル”です。
たとえば、自分が「これから働きながら何か資格を取って、生涯やっていける仕事につきたい…」と言う状態にあるとします。
そんな時に2種類の人材募集のパンフレットを手に取ったとします。
1.「キレイな職場で仕事も面白い♪」といった抽象的なもの
2.「週1回の勉強会や~などスキルを上げるための仕組みがあります」という具体的なもの
―どちらの方が、仕事が身につきそうですか?
バイトなら「1の方が良い」と言う人もいるかも知れませんが、ただイメージだけの採用募集案内はよくありません。冷静に見て、具体的にどんなメリットがあるのか?ということを記載していく必要があるのです。
人は生活や人生がかかると、より慎重になります。募集のパンフレットにはリアルで具体的な内容が求められるのです。 特に今回は、整骨院の独立開業を目指す人の為の、人材募集のパンフレットになっています。
働きながら、独立するためのノウハウを学び、開業を目指す人が応募するものです。どんな職種でも同じですが、就職の場合ある意味人生をかけるつもりで応募すると思います。
そんな人達のためにも、実際に働き、そして開業できた人の細かな体験談を載せました。…「職場の“リアル”」を載せることで、より現実的になり、読み手に安心感を与えることができるのです。
「人」を載せる
先述の“リアル”を載せる、に共通しますが、そこで働く人達や職場の写真を載せることで、更に“リアル”を伝えることができます。
フリーのイメージ写真ではなく、あくまで実際に働く人達の写真を載せることが肝心なのです。
今回も整骨院の店構え、勉強会の様子、そして先生の写真と言葉などを載せました。これを見た人は、「こんな整骨院で、こんな院長先生に学べるんだ…」と思うでしょう。 何の関係もないイメージ写真と比べると、リアルに想像が出来るので安心感が違います。
デザインで整える
デザインから入ろうとする人が多いですが、それは最後のステップです。出来上がった用途とコンテンツに合わせて、デザインを決めていくと、ちゃんとしたパンフレットができあがります。 今回の話は、パンフレットだけでなく、チラシなどにも当てはまります。作る際のご参考になさってください。