先日、名刺を新しくしました。
名刺は、ビジネスにおいても必須のツールになっているものの、“定期的にアップデートする”・・・ということは、あまりないかもしれません。
変えるとしても「メールアドレス」「URL」「支店所在地」といった一般的情報の変更が多いかもしれませんね。
それも必要ですが、“一般的な情報”以外の“伝えたい情報”もアップデートしていくことは、とても大切なことです。なぜなら、伝えたい情報を変えていくことで相手からの印象が変わることがあるからです。
私の場合、今まで名刺を20~30回は作り直してます。
●会社員時代の名刺
↓
●独立してからの名刺
↓
●工夫をしはじめた名刺
↓
●二つ折り名刺
と続き、ついに
●三つ折り名刺
・・・にまで行き着きました。
もちろんページ数が多ければ良いというわけではありません。むしろ、少なく済むのであれば、通常の名刺1枚で表現されているほうが好ましいでしょう。
しかし、それでも1枚から2枚、3枚へと増えていったのには理由があります。
それは、“一般的な情報”以外の“伝えたい情報”が洗練されてきたからです。
要素として入れておきたいというものを考えた場合に結果として、三つ折り名刺となってしまったのです。あとは、今まで二つ折り名刺だったので、実験的な意味合いも含まれています。
三つ折り名刺を作っておきながら変なことを言いますが、もらったほうは「かさばるだろうなぁ」という思いを強く持っています。
通常の3倍なので、興味のない人にとってはただの“かさばるゴミ”です。
でも、それでいいんです。
私が表面以外を見てほしいと思っているのは、“興味のある人”だけだからです。だからこそ、私に興味を持ってくれる人にとって捨てられないように心がけてつくりました。(といっても、二つ折り名刺時代と内容はあまり変わっていません)
興味のない人にとっては名刺はゴミです。チラシと同じですよね。全員に興味を持ってもらえるなんてことは、絶対無理な話なので。全員の中で5%でも興味を持ってくれる人がいるのであれば、その人に向けたメッセージが必要なのです。
また私の場合、全然知らない方と名刺交換するという機会は割と少ないので、ある程度、ミニパンフレット的な役割でもいいのではないかと思ってつくってます。
人によっては、”もっとも配布する数が多い自社告知物”になると思いますので、もっともっと工夫してみてはいかがでしょうか?