会社案内パンフレットの効果を高める作り方3つのステップ

会社案内の作り方 作成ノウハウ

 こんにちは、コピーライターの狩生です。今回は“会社案内・パンフレットの作り方”についてお伝えします。

会社案内を作るタイミングは、ある日突然に―

「会社案内を作っておくように」

指示や取引先のご要望などにより、急に会社案内をつくる運びになってしまった。はたまた、いままでの会社案内があまりに古くなっているので、変更しなければならないタイミングが来た。

そんな時、あなたはまず何から始めますか?

■何から手をつけていいか分からない

■いい会社案内ってどんなの?

■どんなデザインにすればいいの?

そう頭を抱えてしまわないように、正しい会社案内の作り方をお伝えします。

会社案内について深く考えたことがなかった人必見!

3つのよくある間違い

ではまず、会社案内を作ろうとする人がやりがちな間違いを挙げてみます。

間違い(1)  とりあえず他社の会社案内を真似てみる

これはかなり危険です。なぜなら、モデルにした会社案内自体が良いものかどうかがそもそも分かりませんし、たとえよくできた(分かりやすい)内容であったとしても、

あなたの会社に合うものかどうかは分かりません。真似をするだけで済めばラクだと考えがちですが、自社に合うモデルとなる会社案内を探すのはとても大変です。大抵の場合おかしな方向にいってしまいます・・・。

間違い(2) デザインは何がいいかな~と最初に考える

これをやっていいのは、デザインがメイン商材の会社さんぐらいです。普通の会社がまずデザインにこだわってしまうと、中身のないイメージだけの会社案内が出来上がってしまいます。

間違い(3) カッコイイ会社案内を作ろう!と意気込む

これもよくある話。「カッコイイ」の基準も人それぞれですよね。

カッコイイを追求するうちに、しまいにはなんのための会社案内なのか分からなくなったりします。

・・・以上、3つのよくある間違いをお伝えしました。
自己満足でしかない会社案内は意味がありません。

そうならないために、どうしたらよいのか?一つずつステップを踏んでご紹介します

見た目のインパクトは最初だけ!信頼されるためには中身で勝負だよ。

会社案内・パンフレットの作り方の3つのステップ

STEP【1】 大前提として「なんのための?」をまず考える

どんな目的で作成し、どんな用途でどのように使うのかを挙げてみましょう。

対象はクライアント向けなのか、求人向けなのか。
手渡し用なのか、郵送用なのか。

目的は信頼の獲得?商品の販売?

「なんのためか」を意識して作ることで、ブレないようにします。

STEP【2】 用途に合わせたコンテンツを作る

次は【1】で挙げた用途に合わせたコンテンツを入れていきます。

信頼獲得が目的なら、過去の実績やお客様の声を入れたり。
求人目的なら、入社するメリットを書いたり。

必要な項目だけを対象者に響くように詳しく書くと、効果があります。

STEP【3】 用途とコンテンツに合わせたデザイン

ここではじめて、デザインの話が登場します。
目的と対象の方に合わせたデザインをおこなっていきます。

(たとえば、信頼していただくためのデザイン、インパクトを与え印象づけたいデザインなど)

デザインが最後なんて知らなかった!!

デザインが最後なんて知らなかった!!

事例をご紹介します

 

大学発ベンチャー企業の会社案内パンフレット

こちらは大学発のベンチャー企業の会社案内になります。

新しく設立された会社であることと、専門分野の商品・サービスとなるため、できるだけ分かりやすい内容と、活気のあるさわやかなイメージになるよう作成しました。

 

こちらは工務店のパンフレットになります。

お客様向けのため、施工事例を中心とした構成と、工務店の特徴などを載せています。

親しみやすいイメージを持ってもらうためイラストなども入れています。

 

ビルメンテナンスパンフレット

こちらはビルメンテナンス会社のパンフレットになります。

普段はあまり見ることのない仕事内容なので、クライアントの信頼を得ることを目的にしています。

「誠実さ」をイメージさせるブルーを用い、具体的な仕事内容を載せることで安心してもらえるよう、デザインしました。

 

いかがでしたでしょうか? 「まずはデザイン~」と考え、方向性を見失わないように・・・。この会社案内の作り方の順序を頭の片隅において取り掛かってください。

自社の”売り”を最大限引き出せるような会社案内にしよう!

 

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