先日、家族で外食をしたときのこと。
「新しいお店に行ってみよう」ということで、存在は知っていたけれど、まだ行ったことのないお店に入りました。お店の場所もわかるし、なんとなく看板は見ているのですが、どんなお店かは知らないところです。
個人的には外観のイメージで、「創作風の居酒屋みたいな感じかなぁ」と思ってたんです。雰囲気が完全にそんな感じでした。その日は疲れていたこともあり、考えずにさっと入りました。
しかし、入ってみてビックリ。
焼肉屋さんでした。
お店の名前が英語だったのでよく読んでいなかったというのが落ち度のひとつ。メニューが表にあったのですが文字が小さくて読まずに入ったというのが落ち度のふたつ目です。
それにしても、まさか焼肉屋さんとは思いませんでした。
(ただ、美味しかったので何も問題ありませんでした)
このとき改めて思ったことがあります。
“パッと見のわかりやすさ”“パッと見のイメージ”というのはすごく重要だなと。パッと見て理解できるかどうか、というのは私たちが思っている以上に重要なことです。
飲食店の場合ですと、外食する場合「こういうのを食べたい」というイメージを持って探すケースが多いです(もちろん人によりますが)。たとえば、魚が食べたいとか、お肉が食べたいとか、ラーメンが食べたいとか。
なんとなくのイメージを持って探しているときには、パッと見でわかるものではないと、“アンテナ”に引っかからないのです。「とりあえず入ってみよう」という時もありますが、基本的には“よくわからないところ”には入りにくい傾向にあります。
『人は見た目が9割』という本が一時期流行りましたが、9割まではいかなくても【パッと見の印象】が入り口の大きな要素を占めているというのは間違いないです。
パンフレットやチラシでも言えることですね。
パッと見て“なに?”かが分からないといけません。何かがわからなくても、自分(対象の人)に関係あると思ってもらわなければいけません。
特に、あまり一般的ではない商品・サービスを提供されている方は、一度じっくりと時間をとって考えてみると良いです。